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2025/08/27
治療について,お口のトラブル,その他
「8020達成のための年代別セルフケア 高齢期について④」
高齢期におけるセルフケアにおいて、食欲や栄養の低下に対する適切な対策が重要です。歯の本数が減少し、義歯が合わないなどの理由により咀嚼機能が低下すると、食事や食材に偏りが生じる可能性が高まります。これにより食欲が低下し、栄養不足に陥る悪循環が生じるおそれがあります。

食欲や栄養の低下は、高齢者にとって深刻な問題となり得ます。咀嚼機能の低下により、固い食材や野菜などの摂取が難しくなり、食事のバリエーションが制限されることがあります。その結果、栄養バランスが偏り、肉体的な疲労や栄養不良が引き起こされる可能性があります。

食欲や栄養の低下に伴う悪循環を防ぐためには、高齢者自身が自己管理を徹底することが不可欠です。具体的な対策としては、口腔内の健康管理を重視し、歯科医や歯科衛生士による定期的な検診やケアを受けることが重要です。また、適切な歯のケアや義歯のフィッティングの確認を行い、咀嚼機能を維持することが肝要です。

さらに、食事の質や栄養バランスにも注意を払う必要があります。歯に負担のかからない柔らかい食材や栄養価の高い食品を積極的に摂取し、栄養不足を防ぐことが重要です。食事の多様性を保ち、栄養バランスの良い食事を心がけることで、全身の健康を維持することが可能となります。


また、高齢期における食欲や栄養の低下には、身体的な活動量の低下や代謝の低下といった要因も関連しています。運動不足や筋力の低下が進むと、食欲が低下しやすくなるだけでなく、栄養の吸収や代謝が悪化しやすくなることも考えられます。

このような状況を改善するためには、定期的な運動や筋力トレーニングを積極的に行うことが重要です。適度な運動を取り入れることで、筋力や代謝を維持し、食欲や栄養の摂取量をコントロールすることが可能となります。さらに、運動によって全身の血行が促進されることで、口腔内の衛生状態も改善される可能性があります。

食欲や栄養の低下に対するセルフケアは、一人ひとりの生活環境や身体状況に合わせて適切に行うことが重要です。高齢期においては、食事や栄養だけでなく、運動や生活習慣全般に注意を払うことが、健康を維持するために欠かせない要素となります。

最後に、身体的な状態や生活環境に変化がある際には、適切な専門家や医療機関に相談することも重要です。歯科医や栄養士、理学療法士などの専門家のアドバイスを受けながら、自身の健康管理に努めることで、高齢期における食欲や栄養の低下を予防し、全身の健康を維持することができるでしょう。結果として、80歳を元気に過ごすための基盤作りとなるでしょう。



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この記事を書いた人

歯科医師 厚生労働省認定 臨床研修指導歯科医
上垣 公彰
プライベートでは2人の父親です。
2人ともむし歯はありません!!
私が実践した、こどもをむし歯にしない方法をお伝えします。