当院について

金属を使わないジルコニアインプラント

Zirconia

目次

金属アレルギーが心配で
インプラント治療を受けるかお悩みの方へ

インプラント治療で
こんな悩みや不安はありませんか?

  • 金属アレルギーが原因でインプラント治療を諦めている

  • 口の中に金属を入れることに漠然とした不安や抵抗を感じる

  • 銀歯や差し歯の色が気になり見た目に不満がある

  • 歯茎の黒ずみがコンプレックスになっている

  • 入れ歯の金具が人目に付くのをストレスに感じている

  • 入れ歯が合わないせいで、食事が楽しめない

  • 失われた「しっかりと噛む」機能を取り戻したい

  • 他院で難症例だと診断され治療を断られてしまった

インプラント治療のお悩みは
「金属を使わないジルコニアインプラント」が解決します

  • ジルコニアインプラントとは

    ジルコニアインプラントとは

    ジルコニアインプラントは、金属を一切含まないセラミック製のインプラントです。
    主成分のジルコニアは生体親和性が高く、体への負担も少ないため、金属アレルギーの心配がありません。

    また「人工ダイヤモンド」とも呼ばれる強度と、しなやかさを兼ね備えています。
    とくに、体に優しい治療を求める方に最適な治療法です。

ジルコニアとチタンの
インプラントの違い

ジルコニアはチタンと比較して、アレルギーリスクと審美性の点で優れています。
主な違いは以下の3つです。
  • 金属アレルギーのリスク
    ジルコニアは非金属素材のため金属イオンが溶け出す心配もなくアレルギーのリスクがない
  • 審美性
    素材自体が白色のため歯茎から金属が黒く透けることがなく自然で美しい見た目を保てる
  • 清掃性
    プラークが付着しにくい性質があり長期的に口腔内を清潔な状態に保ちやすい
見た目の美しさと安全性を両立したい場合、
ジルコニアは優れた特性を発揮します。

ジルコニアインプラントの5つのメリット

  • 身体に優しいメタルフリー素材のため金属アレルギーの不安を解消できる

  • 天然歯のような透明感と輝きがある

  • 汚れが付着しにくいため長期的にインプラント周囲炎を予防できる

  • 奥歯での強い噛み合わせにも耐えられるほど強度が高い

  • 骨との親和性が高く治療後の安定した結合が期待できる

インプラント治療で失敗しないための
主な3つのポイント

  • カウンセリングで自身の体質や不安を正確に伝える

    カウンセリングで自身の体質や不安を正確に伝える

    インプラント治療を成功させるためには、カウンセリングで自身の状況を正確に伝えるのが重要です。
    歯科医師は、患者さまの体質や希望を正確に把握することで、最適な治療計画を立案できます。
    たとえば、金属アレルギーの既往歴や心配事、持病などの事前共有が必要です。
    また、審美的な要望や治療への不安も包み隠さず話しておくと、後のトラブルを未然に防げます。
  • 身体に合うアレルギーリスクのない素材を検討する

    身体に合うアレルギーリスクのない素材を検討する

    インプラント治療では、自身の体に合うアレルギーリスクのない素材の慎重な検討が必要です。
    インプラントは長期間体内に留まるため、素材の安全性が治療の成否を大きく左右します。
    また、金属アレルギーの懸念がある方にとって、メタルフリーのジルコニアは安心できる選択肢です。
    素材の特性を歯科医師から十分に説明を受けて理解し、長期的な健康を考えたうえで選択をおこないましょう。
  • 精密検査にもとづいた納得できる治療計画を立てる

    精密検査にもとづいた納得できる治療計画を立てる

    インプラント治療の手術を受ける前には、精密検査の結果にもとづいて、納得できる治療計画を立てるのが重要です。
    たとえば、CT検査で顎の骨の量や質、神経の位置を詳細に把握できると、安全な手術につながります。
    また、検査データのシミュレーションは、精度の高い治療を可能にします。
    事前に歯科医師から治療のリスクや流れの説明を受けることで、すべての疑問を解消しておくのが大切です。

金属アレルギーとインプラント治療の関係

  • 金属アレルギーの原因

    金属アレルギーは、金属から溶け出した金属イオンが原因です。
    汗や唾液などの体液に触れると、金属はわずかにイオン化して溶け出し、それが体内のタンパク質と結合することでアレルゲンというアレルギー原因物質に変質します。
    体がアレルゲンを異物と判断し、免疫システムが過剰に反応することで、かゆみやかぶれなどのアレルギー症状を引き起こします。
  • インプラント治療後に起こりうる金属アレルギーの症状

    インプラント治療後にアレルギーが起きた場合、症状は口のなかだけにとどまりません。口のなかの違和感はもちろん、全身に症状が現れる場合があります。
    インプラントが原因と気づきにくいケースも少なくないため、どのような症状があるかを把握しておくのが大切です。
    具体的な症状を口腔内と全身に分けて紹介します。

    口腔内に現れる症状

    口腔内に現れる金属アレルギーの症状には、インプラント周囲の歯ぐきの赤み、腫れ、ただれなどがあります。
    ほかには、口内炎が頻繁にできたり、治りにくくなったりするのも特徴です。
    また、舌にピリピリした痛みを感じたり、味覚に異常をきたしたりする場合があります。

    全身に現れる症状

    金属アレルギーの症状は、口から離れた全身の部位にも現れます。
    主に、手のひらや足の裏に、膿を持った水ぶくれが繰り返しできる掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)が代表的です。
    顔や手足の皮膚に湿疹やかゆみが出たり、原因不明の頭痛に悩まされたりするケースもあります。
    お口のなかの金属が、全身の不調に関わる可能性の理解が重要です。
  • 金属アレルギー以外でインプラント治療が受けられない人

    インプラント治療が適さない理由は、金属アレルギーだけではありません。
    たとえば、以下に該当する方は治療が困難です。
    • ●骨粗鬆症の治療中・または骨密度が低い方
    • ●顎の骨の成長が終わっていない18歳未満の方
    • ●重度の歯周病やむし歯がある方
    • ●管理されていない全身疾患(糖尿病・高血圧など)をお持ちの方
    • ●妊娠中・または妊娠の可能性がある方
    • ●腎疾患で血液透析を受けている方
    • ●喫煙習慣のある方
    • ●定期的なメンテナンスに通うのが難しい方
    • ●麻酔の使用を希望されない方
    安全なインプラント治療には、体全体の健康状態が良好であることが求められます。

インプラント治療前の金属アレルギー検査方法

  • プリックテスト

    プリックテストは、即時型アレルギーを調べる検査です。
    アレルギーの原因と疑われる物質のエキスを腕の皮膚に一滴垂らします。
    専用の針を前腕屈側に軽く刺して、皮膚の内部にアレルゲンを浸透させます。
    約15分〜20分後に、皮膚の赤みや腫れ、かゆみなどの有無でアレルギーを判定します。比較的短時間で結果がわかるのが特徴です。
  • パッチテスト

    パッチテストは、歯科治療で問題となる遅延型アレルギーを調べる代表的な検査です。
    原因と疑われる金属の試薬を染み込ませたシールを、背中や腕の内側などに貼り付けます。
    シールを貼ったまま2日間過ごし、剥がした後の皮膚の状態を観察します。
    48時間後や72時間後、場合によっては1週間後に判定をおこない、赤みやかぶれの有無でアレルギーの診断が可能です。

治療の流れ

  • 初診カウンセリング
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    初診カウンセリング

    まず患者さまのお悩み・ご要望を詳しくお伺いし、金属アレルギーなどの不安や希望を共有します。
    その後、インプラント治療の概要やほかの治療法との違いを含めて詳しく説明いたします。
  • 精密検査
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    精密検査

    説明にご納得頂いたうえで治療を希望される場合は、レントゲン写真やCT撮影などをおこないます。
    顎の骨の量や質、神経や血管の位置などを立体的に確認し、患者さまのお口の状態を正確に把握いたします。
  • 治療方針・計画の説明
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    治療方針・計画の説明

    精密検査の結果をもとに、患者さま一人ひとりに合った治療計画を立案いたします。
    その際、インプラント治療の費用・期間などを具体的に説明し、複数の選択肢を提示いたします。
    患者さまの十分な理解と同意を得てから実際の治療へ進みますので、ご不安な点がございましたら何でもおっしゃってください。
  • 1次手術
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    1次手術

    治療計画に同意頂きましたら、1次手術をおこないます。
    顎の骨に人工の根(フィクスチャー)を埋め込む手術をおこない、骨と結合するまでの治癒期間を設けます。
  • 2次手術
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    2次手術

    骨の結合を確認後、2次手術をおこないます。
    埋まっているインプラントの頭部を露出し、支台となるアバットメントを取り付けます。
    歯ぐきの治癒を待ってから、最終的な人工歯の作製準備に入ります。
  • 人工歯の作製・装着
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    人工歯の作製・装着

    歯ぐきの状態が安定したら、お口の型取りをして精密な人工歯を作製します。
    完成した人工歯を土台に装着し、噛み合わせを丁寧に調整します。
  • 定期的なメインテナンス
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    定期的なメインテナンス

    インプラントを長期間快適に使い続けるためには、治療後のメインテナンスが重要です。
    インプラント自体がむし歯になることはありませんが、歯周病になる場合もあります。
    そのため、毎日の歯磨きに加えて、歯科医院での定期的なプロフェッショナルケアが不可欠です。
    定期検診を受け、インプラントを健康な状態に維持していきましょう。
  • 保証期間
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    保証期間

    インプラント装着後は保証期間があります。
    通常の使用で破損した場合などに、無償または一部負担で再治療を受けられる制度です。
    ただし、保証を受けるためには、歯科医院より指定された定期メインテナンスの受診が条件です。

ジルコニアインプラントの費用・治療期間

ジルコニアインプラントの費用と治療期間は、以下のとおりです。
  • 費用相場 治療期間
    1本あたり「50万円〜70万円」程度 33,000円「4カ月~1年」前後
    あくまで一般的な目安であり、個々の状況に応じて変動します。
    骨の状態や治療計画によって異なるため、詳細な費用や期間は、事前の精密検査とカウンセリングでの確認が大切です。