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2025/08/03
寺田町おとなこども歯科の取り組み
「歯が認知症リスクを左右する!口と脳の関係を知ろう」
歯と口の機能の衰えが全身の機能低下につながることは、医学界において広く認知されています。特に、認知症との関わりについても重要な研究結果が報告されており、その影響は無視できないものがあります。

歯と口の健康状態が悪化すると、食事摂取が困難になり、栄養不足や体重減少といった問題が生じます。さらに、口腔内の炎症や感染症が全身に影響を及ぼし、炎症性物質が血液中に放出されることで、認知症のリスクが増加する可能性が指摘されています。

また、歯や口の健康状態が悪いと、口腔内から脳への細菌感染のリスクも高まります。これにより、認知症の原因とされるアミロイドβタンパク質が蓄積されるリスクが増大し、認知症の進行を加速させる可能性も考えられます。

さらに、口腔内の健康状態が悪いと、口腔からの微生物の侵入が全身の免疫応答を刺激し、炎症反応を引き起こすことがあります。この炎症反応が慢性化すると、全身の炎症反応が増強され、認知症の発症や進行を促進する可能性が考えられます。

したがって、歯と口の健康を維持することは、認知症予防にも重要な役割を果たすことが示唆されています。適切な口腔ケアや歯科検診を定期的に受けることで、口腔内の疾患を早期に発見し、適切な治療を行うことが、認知症リスクの低減につながると考えられています。



さらに、歯と口の健康は日常生活の質や社会参加度にも大きく関わっており、口腔内の健康状態が悪いと口臭や痛みなどの不快な症状が現れることがあります。これらの症状があると、口腔を開けることや会話をすることが困難になり、社会的孤立感やうつ病のリスクが高まる可能性も考えられます。

認知症患者の場合、口腔内の健康状態が悪化すると、口腔ケアの自己管理が難しくなることがあります。歯ブラシの使い方やうがいの方法を忘れたり、口腔内の痛みを感じることができなくなったりするため、口腔ケアの質が低下し、口腔内の疾患が進行するリスクが高まります。
さらに、歯や口の健康状態が悪いと、食事摂取が不十分になることがあります。認知症患者は嚥下障害や食事の嗜好の変化などがあり、食事が摂りにくくなることがあります。このような状況で、歯や口の健康状態が悪いと、栄養不足や体力低下が進み、認知症の症状が悪化する可能性が考えられます。

したがって、認知症患者の口腔ケアは、認知症の進行を遅らせるためにも重要な要素となります。家族や介護者は、認知症患者の口腔ケアに対するサポートや指導を行うことで、口腔内の健康を維持し、認知症の進行を予防することができます。

総括すると、歯と口の健康は全身の健康と密接に関連しており、認知症との関わりにおいても重要な役割を果たしています。口腔内の健康を維持することは、認知症予防や認知症患者の生活の質を向上させるために欠かせない要素であり、適切な口腔ケアの重要性が再確認されると同時に、口腔ケアに対する意識の向上や適切な支援の提供が求められることが明らかとなります。





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この記事を書いた人

歯科医師 厚生労働省認定 臨床研修指導歯科医
上垣 公彰
プライベートでは2人の父親です。
2人ともむし歯はありません!!
私が実践した、こどもをむし歯にしない方法をお伝えします。