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2025/06/06
お口のトラブル
「おいしく感じるのは唾液のおかげ!? 」
唾液は、口腔内で様々な重要な役割を果たしている唾液腺から分泌される消化液であり、口内環境を維持し、口腔内の健康を保つために欠かせない存在です。唾液には消化酵素やリゾチーム、ムコポリサッカライドなどの成分が含まれており、食べ物を噛んだり飲み込んだりする際に重要な役割を果たしています。

唾液の主な役割の1つは、口腔内の潤滑剤としての働きです。唾液が口腔内に分泌されることで、口の中が湿った状態を保ち、食べ物を噛んだり飲み込んだりする際にスムーズな動作を可能にします。また、唾液にはリゾチームという抗菌物質が含まれており、口腔内の細菌の増殖を抑制する効果もあります。

さらに、唾液には消化酵素であるアミラーゼが含まれており、食べ物を噛んだ際にでんぷんの分解を促進する役割を果たしています。これによって、口の中で食べ物がよりよく溶解され、味を感じやすくなるとともに、消化器官においても食物の消化吸収がスムーズに行われることが期待されます。

唾液の欠乏症状である口腔乾燥症は、唾液の分泌が不足した状態であり、口腔内の乾燥感や飲み込み困難などの症状が現れることがあります。口腔乾燥症は、口の健康だけでなく、食事の快適さや消化機能にも影響を及ぼす可能性があるため、適切な対処が必要です。


また、唾液は歯の健康にも重要な役割を果たしています。唾液には歯を保護するための成分が含まれており、食事を摂ることで歯に付着した酸や食物の残渣を中和し、歯垢の除去や歯石の形成を予防する効果があります。また、唾液にはリンやカルシウムなどのミネラルも含まれており、歯の再石灰化を促進する働きもあります。

唾液の分泌量は個人差があり、年齢やストレス、薬の副作用などが唾液の分泌に影響を与えることが知られています。唾液の分泌が不足すると、口腔内の乾燥や口臭、歯周病の進行などの問題が生じる可能性があります。そのため、適切な唾液の分泌を促すためには、水分補給や適度な口腔ケア、ストレスの管理などが重要です。

唾液の大切さは、食事を楽しむだけでなく、口腔内や歯の健康を維持するためにも欠かせない要素です。日常生活で唾液の役割を理解し、適切なケアを行うことで、口腔内や歯の健康を維持し、快適な食事や会話を楽しむことができるでしょう。唾液の重要性を再認識し、口腔内の健康管理に努めることが大切です。


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この記事を書いた人

歯科医師 厚生労働省認定 臨床研修指導歯科医
上垣 公彰
プライベートでは2人の父親です。
2人ともむし歯はありません!!
私が実践した、こどもをむし歯にしない方法をお伝えします。