2026/01/16
歯周病治療
菌血症が招く全身疾患リスク②「肥満・メタボリック症候群」
肥満やメタボリック症候群は、現代社会における深刻な健康問題として知られています。これらの疾患は、内臓脂肪組織に蓄積される脂肪から分泌される炎症性物質が関与しており、慢性的な炎症反応が全身に及ぼす影響が懸念されています。
歯周病と肥満・メタボリック症候群の関連性について、最近の研究では、内臓脂肪組織から分泌される炎症性物質が歯周病を悪化させることが示唆されています。内臓脂肪組織からの炎症性サイトカインやアディポカインが歯周病の進行を促進し、歯周病菌による炎症反応を増強させる可能性があります。
歯周病における炎症性物質の増加は、血液中に菌が侵入する菌血症のリスクを高めることが知られています。菌血症が引き起こす全身炎症反応は、動脈硬化や糖尿病などのメタボリック系疾患の発症リスクを増加させる可能性があります。特に、炎症性物質が血管内皮に影響を与え、動脈硬化の進行を促進することが懸念されています。
さらに、肥満やメタボリック症候群による炎症性物質の増加は、免疫系や代謝系にも影響を与える可能性があります。免疫系の過剰な炎症反応は、菌血症や他の感染症のリスクを高めるだけでなく、自己免疫疾患の発症にも関与する可能性があります。また、代謝系における炎症性物質の影響は、インスリン抵抗性や脂質異常などの代謝異常を引き起こし、糖尿病や心血管疾患などの重篤な疾患のリスクを増加させる可能性があります。
さらに、肥満やメタボリック症候群に起因する炎症反応は、脳や神経系にも悪影響を及ぼす可能性があります。慢性的な炎症は脳血管や神経細胞にダメージを与え、認知機能の低下や神経変性疾患のリスクを増加させる可能性があります。
したがって、肥満やメタボリック症候群による炎症性物質の影響は、全身の健康に様々なリスクをもたらすことが示唆されています。歯周病との関連性も含めて、炎症性物質の増加が引き起こす様々な病態のメカニズムについて、今後の研究が重要とされています。予防的なアプローチや適切な治療によって、これらのリスクを軽減し、健康な生活を送るための支援が必要とされています。
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この記事を書いた人

寺田町おとなこども歯科矯正歯科
厚生労働省認定 臨床研修指導歯科医
厚生労働省認定 臨床研修指導歯科医
上垣 公彰
寺田町おとなこども歯科矯正歯科の上垣公彰です。
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プライベートでは2人の父親です。
2人ともむし歯はありません!!
私が実践した、こどもをむし歯にしない方法をお伝えします。
趣味はマンガと旅行です。
最近ハマっているマンガトップ3!!
1,信じていた仲間たちにダンジョン奥地で殺されかけたがギフト『無限ガチャ』でレベル9999の仲間たちを手に入れて元パーティーメンバーと世界に復讐&『ざまぁ!』します!
2,キン肉マン
3,カグラバチ
殿堂入り
ワンピース
もう一度いきたい場所は
長野県のアルプス公園です!!
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