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2025/08/05
小児歯科,予防歯科
「8020達成のための年代別セルフケア 乳幼児期について②」
8020達成のための年代別セルフケアにおいて、乳幼児期に重要な注意点が存在します。3歳を過ぎた段階では、奥の歯である第一乳臼歯や第二乳臼歯の生え始めが見られます。これらの歯が生え揃った時点から、歯と歯の間や嚙み合わせの溝がむし歯になりやすくなるという事実があります。

第一乳臼歯や第二乳臼歯は、奥歯として食物を噛む際に主に機能する歯であり、歯と歯の間や嚙み合わせの溝が非常に細かく複雑な構造を持っています。このため、食べカスや歯垢が付着しやすくなり、歯ブラシやフロスが届きにくい箇所となります。また、乳幼児期にはまだ充分な歯磨きの技術が身についていないことも考慮する必要があります。

これらの要因が組み合わさることで、第一乳臼歯や第二乳臼歯の歯と歯の間や嚙み合わせの溝がむし歯になりやすくなるという現象が生じます。むし歯は、糖分を摂取した後に口腔内の細菌によって生成される酸によって歯を蝕む病気であり、奥歯は磨き残しが発生しやすい部位であるため、注意が必要です。

乳幼児期におけるセルフケアの重要性は、将来の歯の健康を左右する大きな要素となります。適切な歯磨きの方法やフロスの使い方を正しく覚え、歯ブラシで奥歯の歯と歯の間や嚙み合わせの溝をしっかりと清掃することが重要です。また、規則正しい歯科検診を受けることで、歯科医師による専門的なケアを受けることも有益です。




乳幼児期における歯のケアは、日常生活の中で簡単に取り入れることができるため、親子共に協力して行うことが大切です。以下に、乳幼児期における歯のセルフケアのポイントをいくつか挙げてみます。

1. 正しい歯磨きの方法を身につける
乳幼児期には、歯磨きの習慣を身につけることが重要です。歯みがき粉を適量使い、歯ブラシを正しい角度で使って歯と歯ぐきの境目をしっかりと磨きましょう。特に奥歯の歯と歯の間や嚙み合わせの溝にも丁寧に歯ブラシを当てて磨くことが大切です。

2. フロスを活用する
奥歯の歯と歯の間や嚙み合わせの溝は、歯ブラシだけでは届きにくい箇所です。そのため、フロスを使って歯と歯の間の歯垢や食べカスを取り除くことが重要です。フロスを使う際は、やさしく歯ぐきに当てながら汚れを取り除くようにしましょう。

3. 糖分の摂取を控える
むし歯の原因の一つとされる砂糖や甘いものは、できるだけ摂取を控えるようにしましょう。特に就寝前や間食時に砂糖を摂取すると、口腔内の細菌が砂糖をエネルギー源として利用し、歯を蝕む酸を生成してしまいます。そのため、砂糖摂取後は歯磨きをしっかりと行うことが重要です。

4. 歯科検診を定期的に受ける
乳幼児期には、定期的な歯科検診を受けることで、歯科医師による専門的なケアを受けることができます。歯科医師は歯の状態を詳しく診断し、適切なアドバイスや治療を提供してくれます。定期的な歯科検診を通じて、歯の健康を維持するためのサポートを受けましょう。

乳幼児期における歯のケアは、将来の口腔内の健康を左右する重要な要素です。親子で協力して適切な歯磨きやフロスの使用を継続し、定期的な歯科検診を受けることで、健康な歯を保つことができます。乳幼児期から正しい歯のケアを身につけることで、将来の歯のトラブルを予防し、健康な笑顔を保つことができるでしょう。







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この記事を書いた人

歯科医師 厚生労働省認定 臨床研修指導歯科医
上垣 公彰
プライベートでは2人の父親です。
2人ともむし歯はありません!!
私が実践した、こどもをむし歯にしない方法をお伝えします。