ブログ

ブログ

Blog
2025/09/21
治療について
「扁桃腺&アデノイドの肥大が口呼吸に与える影響とは?」
扁桃腺やアデノイドの肥大が口呼吸を引き起こすメカニズムについて、お話しいたします。

扁桃腺とアデノイドは、のどや鼻の奥に位置するリンパ組織であり、免疫系の一部を担う組織です。これらの組織は、体内に侵入したウイルスや細菌などの病原体を検知し、排除するための役割を果たしています。しかし、時には病原体によって刺激を受けることで、扁桃腺やアデノイドが過剰に反応し、肥大化することがあります。

扁桃腺やアデノイドが肥大すると、鼻の奥の通り道が狭くなり、正常な呼吸が困難になります。特に夜間や寝ている間に、この肥大が気道を閉塞する可能性が高くなります。その結果、鼻呼吸が十分にできなくなり、口呼吸が代替として起こりやすくなります。

口呼吸は、鼻呼吸に比べて空気を取り入れる量が少なく、口腔内やのどが乾燥しやすいという特徴があります。また、口呼吸によって口の周りの筋肉が使われるため、唾液の分泌が減少し、口内環境が酸性化しやすくなります。これらの状況が継続すると、歯のむし歯や歯周病のリスクが高まる可能性があります。

扁桃腺やアデノイドの肥大によって引き起こされる口呼吸は、特に子どもに多く見られる症状です。子どもの場合、扁桃腺やアデノイドがまだ発達途中であり、病原体に対する過剰反応が起こりやすいため、肥大が生じやすくなります。そのため、口呼吸が長期間続くと、子どもの成長や発達に悪影響を及ぼす可能性があります。

扁桃腺やアデノイドの肥大による口呼吸を解消するためには、まず原因となる肥大を改善する必要があります。軽度の場合は、薬物療法やリラックス法などの保守的な治療法が選択されることがありますが、重度の肥大の場合は手術が必要となることもあります。手術を行う場合は、耳鼻咽喉科医の診断と指導のもとで行うことが重要です。

扁桃腺やアデノイドの肥大による口呼吸は、症状の重さや原因によって異なるため、個々の症例に合わせた適切な治療法が必要となります。専門家の診断と指導を受けながら、早期の対応を行うことが重要です。口呼吸が長期間続くと、口腔内や全身の健康に悪影響を及ぼす可能性があるため、早めの対策が求められることは言うまでもありません。



扁桃腺やアデノイドの肥大による口呼吸が放置されると、口腔内や全身の健康に様々な影響を及ぼす可能性があります。口呼吸による口腔内の乾燥は、唾液の分泌が不足することで口臭や歯周病、歯のむし歯のリスクが高まる可能性があります。また、口呼吸によって鼻腔内の清浄作用が低下し、細菌やウイルスが繁殖しやすくなるため、上気道感染症の発症リスクも増加します。

さらに、口呼吸が続くことで、睡眠時無呼吸症候群(SAS)などの睡眠障害のリスクも高まります。口呼吸によって気道が閉塞しやすくなるため、睡眠中に一時的に呼吸が止まることで睡眠の質が低下し、日中の眠気や集中力の低下、さらには心血管系の疾患リスクの増加などが引き起こされる可能性があります。

口呼吸による慢性的な酸素不足は、全身の健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。酸素は体内の細胞や臓器の正常な機能維持に不可欠であり、酸素不足が続くと疲労感や集中力の低下、免疫力の低下、成長や発達に影響を及ぼす可能性があります。特に子どもの場合、酸素不足が長期間続くと学習能力や行動面に悪影響を及ぼす可能性があります。

扁桃腺やアデノイドの肥大による口呼吸が継続すると、これらの健康リスクが重症化する可能性があります。そのため、口呼吸が疑われる場合には早期に医師の診断を受け、適切な治療法を選択することが重要です。口呼吸の原因となる扁桃腺やアデノイドの肥大を改善することで、口呼吸による様々な健康リスクを軽減し、口腔内や全身の健康を維持することができます。

総括すると、扁桃腺やアデノイドの肥大による口呼吸は、口腔内や全身の健康に様々な悪影響を及ぼす可能性があるため、早めの対策と適切な治療が求められます。専門家の診断と指導を受けながら、口呼吸の原因となる肥大を改善し、健康な呼吸を取り戻すことが重要です。ご自身やご家族の健康を守るために、口呼吸に関する問題を放置せず、適切な対応を行っていくことが重要です。



かかりつけ歯科、マタニティ歯科、痛くない麻酔、無痛治療、笑気麻酔、子供のむし歯予防、虫歯治療、光学印象、精密根管治療、マイクロスコープ(歯科用顕微鏡)、フッ素塗布、フッ素イオン導入、大人の予防歯科、目立たない入れ歯治療、歯周病治療、親知らずの抜歯、クリーニング、保険診療全般のこと、競技用マウスピース(BOOSTECTORブーステクター)、セラミックインプラント、成人矯正、マウスピース矯正(インビザライン)、小児矯正(マイオブレース)、MRC矯正、メタルフリー治療(金属アレルギー対応)、セラミック治療、歯質強石灰化システム(CAPシステム)+スーパーポリリンホワイトニング、ハイブリッドポリリンホワイトニングシステム、PBMオルソ(デンタルヘルスガード)等々、お口の事ならどんな些細なことでも天王寺区天王寺駅から環状線で1駅の大阪市生野区寺田町にあるママと子供に優しく、丁寧なカウンセリングでむし歯にしない駅近くの患者さん1人ごとにヨーロッパ基準の滅菌器で滅菌、消毒をしっかりする小児歯科であり歯髄細胞バンク認定歯科施設で臨床研修指導歯科医の在籍する「寺田町おとなこども歯科矯正歯科」へご相談ください。阿倍野区源ヶ橋のバス停から徒歩1分。24時間ネット予約対応しています。クレジットカード決済、QRコード決済も可能な歯医者です。

この記事を書いた人

寺田町おとなこども歯科矯正歯科
厚生労働省認定 臨床研修指導歯科医
上垣 公彰
寺田町おとなこども歯科矯正歯科の上垣公彰です。


プライベートでは2人の父親です。
2人ともむし歯はありません!!
私が実践した、こどもをむし歯にしない方法をお伝えします。


趣味はマンガと旅行です。


最近ハマっているマンガトップ3!! 
1,信じていた仲間たちにダンジョン奥地で殺されかけたがギフト『無限ガチャ』でレベル9999の仲間たちを手に入れて元パーティーメンバーと世界に復讐&『ざまぁ!』します!
2,キン肉マン
3,カグラバチ

殿堂入り
 ワンピース

 

もう一度いきたい場所は
長野県のアルプス公園です!!

ここにあるアルプスドリームコースターが最高です!!