2025/08/21
歯周病治療,予防歯科
「8020達成のための年代別セルフケア 壮年期について②」
壮年期、特に50代以上の方々においては、歯周病の罹患率が著しく上昇する傾向が見られます。歯周病は、歯ぐきの炎症が進行することで引き起こされる疾患であり、その初期症状として歯と歯ぐきの間にできる歯周ポケットが挙げられます。歯周ポケットは、歯の周囲にできる隙間のことを指し、炎症が進行するとその深さが増していきます。この歯周ポケットが進行し、歯を支えるための重要な歯槽骨が破壊されると、歯周病が発症しやすくなります。
50代後半になると、歯周病の進行を示す目安として、歯周ポケットの深さが4mm以上の方が半数近くにも達するというデータが示されています。歯周病は進行すると、歯を支える組織が破壊され、最悪の場合、歯を失うことにつながりかねません。そのため、50代以上の方々は、口腔ケアと歯科検診の重要性を再確認する必要があります。
また、50代以上の方々は、生活習慣や食生活にも注意を払う必要があります。喫煙や過剰なアルコール摂取、偏った食生活などは口腔の健康に悪影響を及ぼす可能性があります。これらの生活習慣を見直し、バランスの取れた食事や適度な運動を行うことが、歯周病を予防する上で重要です。
さらに、ストレスや睡眠不足も歯周病のリスクを高める要因となります。50代以上の方々は、日常生活でのストレスを軽減する方法や十分な睡眠を確保することも意識して取り入れる必要があります。
最後に、歯周病だけでなく、50代以上の方々は口腔内だけでなく全身の健康状態にも注意を払うことが重要です。歯周病は全身の疾患との関連性も指摘されており、心臓病や糖尿病などとの関連が報告されています。口腔内の健康は全身の健康と密接に関連しているため、定期的な歯科検診を受けることで、全身の健康状態も把握しやすくなります。
50代以上の方々は、歯周病を含む口腔内の健康管理を怠らず、定期的な歯科検診や適切な口腔ケアを行うことで、健康な歯を維持し、全身の健康を守るための大切な一歩となるでしょう。
定期的な歯科検診や適切な口腔ケアを行うことで、歯周病の進行を予防し、健康な口内環境を維持することが可能です。歯周病は進行性の疾患であり、早期発見と適切な治療が重要です。自己管理だけでなく、歯科医師や歯科衛生士との定期的なコミュニケーションを通じて、口腔の健康状態を確認し、適切なケアを行うことが、健康な歯を維持するために欠かせない要素となります。
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この記事を書いた人

歯科医師 厚生労働省認定 臨床研修指導歯科医
上垣 公彰
プライベートでは2人の父親です。
2人ともむし歯はありません!!
私が実践した、こどもをむし歯にしない方法をお伝えします。
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