2025/08/16
小児歯科,予防歯科
「8020達成のための年代別セルフケア 思春期・青年期について②」
思春期・青年期における口腔ケアの重要性は、健康な歯と歯ぐきを維持するだけでなく、全身の健康にも大きく影響を与えることが知られています。特に、思春期・青年期の中学生が日常的に行うメールやゲームといったデジタルデバイスの使用時間が長いことは、口腔健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
最近の研究によると、1日のなかでメールやゲームをする時間が2時間以上になると、歯肉炎になる人の割合が明らかに多くなることが示されています。このような現象が起こる理由として、デジタルデバイスを使用する際に口腔内の水分が減少し、唾液の分泌が低下することが挙げられます。唾液は口腔内のバクテリアを洗い流し、歯を保護する役割を果たしているため、唾液の減少は口腔内環境を悪化させる要因となります。
さらに、メールやゲームをする際に姿勢が悪くなり、口腔内の血行が悪化することも口腔健康に悪影響を及ぼす要因となります。悪い姿勢によって歯ぐきの血行が悪化すると、炎症が起こりやすくなり、歯肉炎のリスクが高まる可能性があります。
したがって、思春期・青年期の中学生は、デジタルデバイスの使用時間を適切に管理することが重要です。1日のなかでメールやゲームをする時間を2時間未満に抑えることや、定期的に休憩を取りながら姿勢を正すよう心がけることが口腔健康を維持するために必要です。
また、口腔ケアにおいては、適切な歯磨きの方法や歯間ブラシの使用、フッ素歯磨剤やマウスウォッシュの活用なども重要です。定期的な歯科検診を受けて、歯科医師や歯科衛生士から適切なアドバイスを受けることも大切です。思春期・青年期の中学生は、口腔ケアに対する意識を高め、健康な口腔環境を保つための努力を惜しまないことが重要です。
さらに、思春期・青年期の中学生が口腔健康を維持するためには、健康的な食生活も欠かせません。砂糖や脂肪、加工食品を過剰に摂取することは、虫歯や歯周病のリスクを高める要因となります。バランスの取れた食事を心がけ、歯に優しい食品を選ぶことが重要です。
さらに、適度な運動やストレス管理も口腔健康に良い影響を与えます。運動をすることで血行が良くなり、口腔内の環境改善につながります。また、ストレスを抱えることは免疫力を低下させ、口腔内のバクテリアによる炎症を引き起こす可能性があります。リラクゼーション法や趣味に没頭することでストレスを解消し、口腔健康を維持することも大切です。
最後に、規則正しい生活リズムを整えることも口腔健康をサポートします。十分な睡眠をとり、適切な生活習慣を身につけることで免疫力が強化され、口腔内のバクテリアによる疾患に対抗する力が高まります。
思春期・青年期は成長期であり、体の健康だけでなく口腔健康も重要です。デジタルデバイスの使用時間を適切に管理し、口腔ケアに注意を払うことで、健康な歯と歯ぐきを維持し、全身の健康を守ることができます。定期的な歯科検診や適切な口腔ケアを行い、思春期・青年期を健康で充実した時期とするために努力していきましょう。
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この記事を書いた人

歯科医師 厚生労働省認定 臨床研修指導歯科医
上垣 公彰
プライベートでは2人の父親です。
2人ともむし歯はありません!!
私が実践した、こどもをむし歯にしない方法をお伝えします。
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