2025/08/15
小児歯科,歯周病治療,予防歯科
「8020達成のための年代別セルフケア 思春期・青年期について①」
思春期・青年期は、むし歯のリスクが上がる時期であり、歯肉炎も増加する傾向があります。この時期は、部活動や勉強に忙しくなり、生活リズムが乱れがちになることが挙げられます。特に部活動後や夜遅くまで勉強をしていると、歯磨きを怠ってしまったり、夜食をとってそのまま寝てしまうなどの習慣が身につきやすくなります。
これらの生活の変化によって、口腔内の状態が悪化し、むし歯や歯周病のリスクが上がることが懸念されます。特に夜間は唾液の分泌が減少し、口腔内のバクテリアが活発に活動するため、歯垢や食物の残りが歯に付着しやすくなります。また、夜食や甘い飲み物を摂取した後にそのまま寝ることで、歯の表面に糖分が付着し、むし歯の原因菌が増殖する環境が整いやすくなります。
思春期・青年期の方々は、自身の口腔健康を守るために、以下の点に注意する必要があります。まず、歯磨きは朝晩しっかりと行うことが重要です。特に就寝前の歯磨きは欠かさず行い、歯間ブラシやデンタルフロスを使用して歯と歯茎の間の歯垢もしっかりと除去することが大切です。さらに、夜食を摂る際には、口を清潔に保つために水や歯磨き粉で口をすすぐことも効果的です。
思春期・青年期における口腔ケアにおいて重要なポイントは、ホルモンバランスの変化と生活習慣の乱れが歯肉炎を引き起こしやすくなることです。思春期・青年期は成長期であり、ホルモンバランスが大きく変化する時期です。このホルモンバランスの変化は、歯肉に影響を与え、歯肉炎の発症を促す要因となります。
ホルモンバランスの変化により、歯肉組織が敏感に反応しやすくなり、歯茎の腫れや出血、口臭などの症状が現れやすくなります。また、思春期・青年期には学業や部活動など様々な活動が忙しくなり、不規則な生活リズムやストレスが増加することがあります。このような生活環境の変化は、免疫力の低下や口内環境の悪化を招き、歯肉炎のリスクを高める要因となります。
歯肉炎は進行すると歯周病へとつながる可能性があり、歯を支える組織が破壊され、歯を失うリスクが高まります。そのため、思春期・青年期には歯肉炎に対する注意が必要であり、適切な口腔ケアが欠かせません。定期的な歯科検診や歯科衛生士による歯石の除去、歯磨きの徹底などが重要な対策となります。
また、口腔ケアだけでなく、バランスの取れた食事や適切な睡眠、ストレス管理などを心がけることも重要です。良好な生活習慣を維持することで、免疫力が向上し、口内環境を健康な状態に保つことができます。思春期・青年期には口腔ケアだけでなく、総合的な健康管理を行うことが、歯肉炎を予防し、口腔の健康を維持する上で重要な要素となります。
思春期・青年期は口腔健康の基盤を築く重要な時期であり、健康な歯と歯茎を維持するためには、日常的なセルフケアと定期的な歯科検診が欠かせません。口腔内の状態が悪化したと感じた際には、早めに歯科医師に相談し、適切な治療を受けることが重要です。思春期・青年期の方々は、健康な歯を保つために、生活習慣の見直しと適切なセルフケアを心がけることが必要です。
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この記事を書いた人

歯科医師 厚生労働省認定 臨床研修指導歯科医
上垣 公彰
プライベートでは2人の父親です。
2人ともむし歯はありません!!
私が実践した、こどもをむし歯にしない方法をお伝えします。
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